人生つまらない人が今すぐやめるべき15個の習慣
2018-05-14 未来波動 引き寄せの法則
「人生がつまらない…」この記事に目をとめていただいたあなたは、そう悩んでいるはずです。
「何をやっても人生が楽しくならない」のなら、「何をやめたら人生が楽しくなるか」を一緒に考えてみませんか?
この記事では、「人生つまらない人が今すぐやめるべき15個の習慣」を徹底解説しています。どれか1つでもやめていけば、人生を面白がれる人にあなたがなれることをお約束します。
ぜひ、あなたも参考にしてみてください。
目次
- 1 人生を面白がれる体質になっていく
- 2 あなたの人生がつまらないのは、あなたがつまらないから
- 3 かつての僕は典型的な「いらんことしい」だった…
- 4 人生つまらない人が今すぐやめるべき15個の習慣
- 4.1 ①周りの目を気にするのをやめる
- 4.2 ②他人を変えようとすることをやめる
- 4.3 ③ネガティブな言葉の使用をやめる
- 4.4 ④できない理由探しをやめる
- 4.5 ⑤不機嫌な身体状態をやめる
- 4.6 ⑥完璧主義をやめる
- 4.7 ⑦「正しくしよう」をやめる
- 4.8 ⑧「成功=努力と苦しみの結果」の思い込みをやめる
- 4.9 ⑨「比較→劣っている→嫉妬する」をやめる
- 4.10 ⑩自慢することをやめる
- 4.11 ⑪未来に対して不安になることをやめる
- 4.12 ⑫過去を後悔することをやめる
- 4.13 ⑬「お金は搾取されるもの」をやめる
- 4.14 ⑭平日と休日のマンネリ化をやめる
- 4.15 ⑮自分より「下」の人を探して安心することをやめる
- 5 人生を面白がれる最高の「名優」へ
- 6 まとめ
人生を面白がれる体質になっていく
「人生つまらない人が今すぐやめるべき15個の習慣」のうち、あなたがピンとくるものからやめてみてください。そうすれば、24時間のあなたの思考の%(パーセンテージ)において、ポジティブな割合が多くなります。なぜなら、人生をつまらなくする習慣をやめた分だけ、スペースができます。そこに、人生を面白くする思考を入れていくことができるからです。
例えば、たばこを吸っている人は、24時間中、無意識でたばこを吸うことを考えています。食事をしたあと、仕事中や休憩時間、仕事が一段落したあと、長い移動時間のあと、飛行機の搭乗ギリギリ前など、とにかく、たばこを吸えることを無意識で考えているのです。
もちろん個人差はあるとしても、かなりの依存性があるので、いったん、たばこのことを考えると、頭の中はたばこを吸うことでいっぱいになる。そうすると、他のことを考えるスペースを奪ってしまう。
それと同じで、人生をつまらなくすることを習慣にしていると、ポジティブなことが入ってくるスペースを奪うというわけです。
そのため、ポジティブ要素を取り入れる前に、まずは、人生をつまらなくするネガティブ要素を取り除くことが先決です。
一面、雪に覆われた冬の山を見て、「大変だ!急いで種をまかなければ」とは思いませんよね?なぜなら、春になって雪さえ溶ければ、ちゃんと花は咲き始めることをあなたは知っているからです。
重要なポイントは、種をまくことではなくて、雪が溶けることです。人生を覆う雪を溶かすためには次の2つです。
- あなたの思考を覆っている「いらないこと」がいったい何なのかを知る
- それを日常の中で気づいていく
- 「あっ、また余計なこと考えてる」
- 「あっ、また無駄なことをしてる」
- 「あっ、また自分をつまらなくしてる」
このように、「いらないこと」が何かを知り、日常の中で丁寧に気づいていくこと。そして、「バカらしい。やめよう!」と言い聞かせていく。その繰り返しです。そうすれば、あなたの思考を占めるポジティブの%は自動的に増えていきます。
人生をつまらなくする習慣を続けていくと、思考がネガティブになっている時間が長くなります。そうすると、不安、心配、恐れなどの感情を生み出すことになる。
反対に、人生をつまらなくする習慣をやめるだけで、思考がポジティブになっている時間が長くなります。そうすると、喜び、楽しさ、嬉しさ、安心などの感情にひたれるというわけです。
その結果、世界の見え方が180度変わっていきます。そこには、人生が面白くなるチャンスがたくさん見えてくる。つまり、あなたは人生を面白がれる体質になれるのです。
あなたの人生がつまらないのは、あなたがつまらないから
人生つまらなそうにしている過去の僕自身に、この言葉を送ります。
「お前の人生がつまらないのは、お前がつまらないからだ!」
そもそも、僕たちの人生自体は、ものスゴく面白いものです。それは、冒険と感動とロマンと愛と楽しみと喜びと笑いに満ちあふれた「最高の舞台」なのです。映画でいうなら、超S級クラスの名作中の名作です。
それなのに、「人生、つまらない…」と、もし、あなたがため息を漏らすのなら、それは、あなたが面白くないからです。厳しい現実かもしれませんが、それをまず受け入れてください。
例えば、夢と魔法の国、ディズニーランド。魅力的なアトラクション。盛大なパレード。圧倒的な世界観。キャストの対応。そこで、もし、つまらなそうにしている人がいたら、その原因は何でしょうか?そうです。その人がつまらないからです。ディズニーランドは、ものすごく面白い。
もちろん、ディズニーランドがそもそも苦手という人もいるでしょう。しかし、本質はその論理ではありません。
本質は、あなたが面白くなれば、それに100%応えてくれる世界があるということ。あなたが、面白くなれば、100%面白くしてくれるのが、あなたの人生、この世界なのです。あなたの人生をつまらなくしている張本人は、あなたです。
仕事でも、家庭でも、人間関係でも、お金でも、趣味でも、才能でも、環境でもありません。まったく関係ありません。耳に痛いかもしれませんが、本当に重要なのでもう一度言います。あなたの人生がつまらないのは、あなたがつまらないからです。
では、あなたがつまらない原因は何でしょうか?
それは、「あなたが、余計なこと・不要なこと・無駄なことをしているから」です。
大阪弁に「いらんことしい」という言葉があります。
- いらんこと…いらないこと=余計なこと・不要なこと・無駄なこと
- しい…する
例えば、余計なこと、不要なこと、無駄なことをしている人に対して、「ほんま、いらんことしいやな」(本当に余計なことする人だな)なんて言います。あなたの方言では、そのような人を何ていいますか?
いずれにしても、あなたがつまらない原因は、あなたが「いらんことしい」だからです。あなたの人生で、余計なこと、不要なこと、無駄なことをたくさんしている。例えば、ディズニーランドで、以下の人たちは典型的な「いらんことしい」です。
- ミッキーの中身を知ろうとする
- キャストの時給に興味がある
- 仕事の電話に出る
- 恋人と喧嘩をする
- 酔っ払う
- アンパンマンの服を着ていく
どうですか?こういう人たち。完全に「いらんことしい」です。あなたも「何やってるんだ!」と思うでしょう。
しかしです。あなたも、人生という最高のテーマパークで、「いらんこと」をしている。自分自身で、あなたをつまらない人間にしてしまっている。
そうであるなら、そんな余計なこと、不要なこと、無駄なことは、一切やめることです。
「人生つまらない人が今すぐやめるべき15個の習慣」を知り、どれか1つでもやめていけば、どんどんつまらない自分と決別することができます。あなたは面白くなれます。その分、あなたの人生も面白くなります。なぜなら、あなたの人生は、あなたが面白いかつまらないかで決まるからです。具体的には、次の15個になります。
- 周りの目を気にするのをやめる
- 他人を変えようとすることをやめる
- ネガティブな言葉の使用をやめる
- できない理由探しをやめる
- 不機嫌な身体状態をやめる
- 完璧主義をやめる
- 「正しくしよう」をやめる
- 「成功=努力と苦しみの結果」の思い込みをやめる
- 「比較→劣っている→嫉妬する」をやめる
- 自慢することをやめる
- 未来に対して不安になることをやめる
- 過去を後悔することをやめる
- 「お金は搾取されるもの」をやめる
- 平日と休日のマンネリ化をやめる
- 自分より「下」の人を探して安心することをやめる
かつての僕は典型的な「いらんことしい」だった…
実は、かつての僕は、世の中が用意した成功を追うことに苦しんでいました。24時間のほとんどを悩んでいた。心配していた。ビクビクしていた。
- ここから這い上がらなければ…
- 不安や心配を消さなくては…
- もっとよくならなければ…
- もっと認められなければ…
- 幸せにならなければ…
そんな思いで過ごしてきました。心が休まるときなんて、ほとんどありませんでした。たとえ、リラックスできる場面でも、頭はいつもネガティブなことを考えている。
「いつまでも、こんな人生が続くのか…」
いい加減、そんな自分、そんな人生に嫌気がさしたのです。そして、「もう、どうでもいいや」そう投げやりになったとき、いかに自分が「いらんことしい」だったかを実感したのです。
そこで、自分の人生をつまらなくしているのは、自分だということに気づき、「いらないこと」をしてきた自分と向き合おうと思ったのです。
人生つまらない人が今すぐやめるべき15個の習慣
それでは、「人生つまらない人が今すぐやめるべき15個の習慣」についてお話します。
じっくり見ていきましょう。
①周りの目を気にするのをやめる
あなたは、周りの目を気にしていませんか?
人生がつまらない人は、周りの目を気にして、いつも自分の行動を決めています。
- 人に迷惑がかかっていないか
- 自分は恥をかいていないか
- 批判されていないか
- 損をしていないか
- 立場は大丈夫か
そんなことばかりに心を奪われています。そして、もしも、満足のいく成果を受け取れない場合、勝手にフラストレーションをためます。自信を失います。そうすると、プライベートで八つ当たりできる人にイライラをぶつけます。
もう、周りの評価なんてどうでもいいです。そんなことにあなたの喜びの基準、幸せの尺度を置かないことです。なぜなら、そこに基準、尺度を置いているかぎり、あなたは幸せを感じることができないからです。他人の幸せを満たしているだけで、あなたの幸せにはつながらない。
お酒が嫌いな人が、無理やりお酒につきあって、「うまい!五臓六腑にしみわたる」と言ったところで、まったく幸せではありません。
- 他人の価値観や幸せを基準にする
- 自分よりも他人を優先
- 周りの影響を受ける
- 良い人キャンペーンが一生続く
- 言いたいことを言わない
- 居心地が悪くてもつきあう
あなたの価値観と幸せを基準にしないかぎり、一生この状態は続きます。
そうであるなら、少しずつでいいので、言いたいことは言ってください。それで嫌われてもいいじゃないですか。言いたいことを言えずに、それでもつきあっている人間関係に何の意義があるのですか?
仮に、あなたが今日、5人の人間から嫌われました。1日に5人に嫌われるのは、なかなかヘビーですよね。
- あなたの生き方が嫌い
- あなたの考え方についていけない
- あなたの言動が気にさわる
- あなたを生理的に受けつけない
しかしです。だから、何なんですか?そんなときは、こう言ってみてください。
- 「それが、どうした?」
- 「で、何か?」
日本には1億2000万人の人がいます。5人に嫌われても、まだ、1億1999万9995人います。たっぷりいるじゃないですか。それに万が一、1億2000万人から嫌われたとしても、あなたのことを絶対に嫌いにならない人がいます。それは、潜在意識や魂といったもう一人のあなたです。だから大丈夫です。あなたが独りぼっちになることは、100%ありません。
人から嫌われることを恐れ、周りの目を気にして自分を殺す。本当にどうでもいいですね。
②他人を変えようとすることをやめる
あなたは、他人を変えようとしていませんか?
人生がつまらない人は、自分を変えることはせずに、他人を変えようとします。
結論からいうと、他人を変えることはできません。なぜなら、人は自分の意志で変わろうとしない限り、変わらないからです。
確かに、あなたが影響力を持つこと、相手に気づきの情報を与えることで変わる環境を整えることはできます。一見、相手を変えられるように思えますが、それは付加価値的な要素に過ぎません。
影響力を持つことも、相手に気づきを与えるための情報提供も、あなたがやっていることです。つまり、あなたに何らかの変化を起こすからこそ、相手がそれに準じて変わるということ。このように、相手を変えようとしても、相手が本質的に変わることは永遠にありません。
それにもかかわらず、一生懸命に相手を変えようとする。その結果、相手の反感を買う。そして、「思い通りにならない…」ストレスをため込みます。
しかし、あなた自身が変わってしまえば、簡単に相手を変えることができます。なぜなら、感情は移動するからです。
具体的には、脳の機能「ミラーニューロン」を活用すること。これは、相手の行動を見ただけで、自分にもそれを再現しようとする脳の機能です。他人のあくびを見たら、あなたもあくびをしたことがありますよね。この機能のおかげで、人は相手の気持ちが分かったり、共感したりできるのです。
そのため、相手を変えたければ、こうなって欲しいと望む相手の姿に「あなたが」なることです。そうすると、それを見た相手のミラーニューロンが反応して、あなたの姿を自分にも再現しようとするわけです。
例えば、相手に笑顔になって欲しければ、相手を笑顔にさせようとするのではなく、あなたが先に笑顔になるのです。そうすれば、それを見た相手のミラーニューロンが働き、あなたの笑顔を真似するようになります。
これは、無意識レベルで起こるスゴいパワーがあります。このように、他人を変えようとするのはやめて、相手に求める姿にあなた自身がなってしまえばいいのです。
③ネガティブな言葉の使用をやめる
あなたは、ネガティブな言葉を使っていませんか?
どうせ、でも、だって、できない、無理、しんどい、うざい、むかつくなど。
人生がつまらない人は、意識的にも無意識的にもネガティブな言葉がすぐに出てきます。ネガティブな言葉を使う人は、ものごとに対する見方が、マイナスの一面的な部分から入る癖があるからです。
では、なぜ、その癖があるのでしょうか?
それは、生存本能に由来します。人間は太古の昔から、常に「最悪の状況」を想定して行動する必要があったのです。原始の時代、猛獣に襲われる危険と隣り合わせの中、少しでも生存確率を上げるためです。つまり、生命を脅かすネガティブなことが起こるという前提で行動していたのです。その思考の癖が、現代の僕たちの意識にも残っている。
しかし、現代では猛獣に襲われる危険はありません。そして、本来、ものごとは多面体です。ポジティブな面もネガティブな面もバランスを保つために存在しています。コインが表と裏でできているようにです。
それにもかかわらず、ものごとの受け止め方や解釈が否定から入ってしまう。その結果、ネガティブな言葉が口をついて出てくるというわけです。
そして、重要なポイントは、ネガティブなことを言っている本人が、そのダメージを一番受けているということ。
そのネガティブな言葉を最初に一番近くで聞いているのは本人です。潜在意識は、主語を把握できないので、自分のことはもちろん、たとえ他人に対して投げかけたネガティブな言葉であろうと、自分のこととして認識します。
そうすると、どんどんネガティブな思考になっていく。なぜなら、繰り返しの反復によって、ネガティブなことを思考したときの脳の神経回路は太く強固なものになっていくからです。その結果、潜在意識にがっちりと保管されていく。
これを脳科学から見てみましょう。脳には、大きく分けて3種類あります。
- 爬虫類脳(反射脳)
- 哺乳類脳(情動脳)
- 人間脳(理性脳)
このうち、爬虫類脳と哺乳類脳は古い脳で、全体の90~97%を占めています。生命維持の本能と情動(喜怒哀楽など急速に高まる感情)を司っています。
新しい脳である人間脳は主語を認識できますが、古い脳は主語を認識できません。そのため、他人の悪口であったとしても、自分のこととしてインプットしていくというわけです。
だから、他人の悪口ばかり言うことは、自分に悪口を言っていること一緒です。そうであるならば、この主語を認識しない古い脳を最大限利用することです。その具体的な方法が、これです。
「他者を褒める」
たとえ、他人について褒めていても、あなたの古い脳は自分のこととして認識し、「はい、わかりました」とインプットします。主な褒め方は次の3つです。
- 直接、褒める
- 間接的に褒める
- 心の中で褒める
いずれにしても、本質は、「褒める=ポジティブな言葉」を口頭でも心の中でも使用することです。その結果、この「他者を褒める」という方法は、一石二鳥のメリットをもたらします。
- 相手を幸せな気分にできる→あなたに好意が寄せられる
- あなたの潜在意識にインプットされていく→そのような人間になっていく
このように、他者を褒めることを人生に取り入れるだけで、圧倒的にあなたの人生は好転します。
④できない理由探しをやめる
あなたは、できない理由を探す癖がついていませんか?
人生がつまらない人は、「よし、これやってみよう!」と思ったとしても、すぐにできない理由を考えます。
その原因は、やってみようと思ったことを実はやりたくないからです。正確にいうと、それをやることで起こり得るデメリットを回避しようとしているのです。その結果、やらない理由、やれない理由を探し出して、「やっぱり、やめておこう」と、居心地のいい場所(コンフォートゾーン)に居座ることになる。
- 「どうせ、無理だし…」
- 「でも、才能ないし…」
- 「だって、お金がないし…」
それは、あなたの意志が弱いわけでは決してありません。前述の生命維持を司る「爬虫類脳」の命令です。この脳は、生命維持を最優先するので、変化することを究極的に嫌がります。たとえ、どんな境遇であろうと、あなたが生きていたということは、そこが安全だと認識します。だから、そこからかたくなに離れようとはしません。脳科学でいう「ホメオスタシス」という機能が働くのです。
では、どうすればいいのか?
そこで、重要になるのが、「哺乳類脳」を活用し、感情を味方につけることです。この脳は、あらゆる感情を司っています。この情動によって爬虫類脳に甘い声をかけるイメージです。
簡単にできる具体的な方法が、これです。
「やろうと思ったら、それができる理由を7つ書き出してみる」
そして、そこから感じる「快」の感情をたっぷりと感じてみてください。そうすると、不思議なことに「やれそうな気がする!」となります。なぜなら、人間はできる理由が7つ揃えば、「快」の情動を伴い、「できる」という確信を持つことができるからです。
⑤不機嫌な身体状態をやめる
あなたは、不機嫌な表情になっていませんか?
人生がつまらない人は、表情が暗い。「怒っているのですか?」と聞きたくなるような不機嫌そうな人が多いですね。あと、姿勢も悪い。
20世紀最大の発見の一つに、「行動が状態をつくる」というものがあります。これは、気分からアプローチするのはなく、行動からアプローチして状態をつくるということです。
例えば、イチロー選手。彼は三振をしたときほど、通常の凡打のときより堂々とベンチに帰ってくるそうです。なぜなら、次の打席にネガティブな影響を及ぼさないためです。胸を張って堂々としていることが、三振した気分を払いのけ、次へのモチベーションをつくるというわけです。
「行動が状態をつくる」代表的なものが笑顔です。「幸せだから笑顔になるのではない。笑顔になるから幸せになるのだ」という格言がまさにそうです。
表情筋が動くことによって、脳が楽しいことが起こっていると錯覚します。そうすると、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンやドーパミンといった脳内物質が実際に分泌されるのです。その結果、幸せな気分になるというわけです。
また、人間は上を見上げながらネガティブなことは考えにくいと言われています。そうであるならば、空を見上げる回数を増やしてみてください。副交感神経が働き、リラックスできるそうです。スポーツなどで、空を見上げて一息つくシーンは、まさに人間の自然な行動だといえます。
さらに、スーパーマンポーズをやるのも効果的です。このとき、胸は開いていて、背筋が伸びています。それによって、やる気を司るドーパミンが分泌されます。
このように、気分が悪いから不機嫌になるのではなく、不機嫌な身体の状態にするから不機嫌が助長されるのです。そのため、簡単にできる以下の3つを試してみてください。
ポイントは、表情筋をいつも使いながら、背筋を伸ばすことです。
- 笑顔を作り、脳をだます
- 空を見上げる(自然と背筋も伸びる)
- 腰に両手をあて、スーパーマンのようなパワーポーズを30秒~2分間とる
それでも、不機嫌になって、ネガティブな言葉が出てきそうになったら、これです。
「エアーどじょうすくい」
エアーでいいので、どじょうすくいのように鼻と口につまようじを2本はさんでください。その状態で、ネガティブなことを言ってみてください。
- 「もう、本当についてない!」
- 「あいつ何なの?ムカつくわ!」
いかがでしょうか?そう、簡単には深刻なネガティブにはなれませんよね。
⑥完璧主義をやめる
あなたは、完璧主義ではありませんか?
人生がつまらない人は、何でも完璧にしようとします。
いいですか?あなたは、そんなに完璧じゃありません。なぜなら、この3次元世界では、いろいろな失敗という体験をするために、完璧にできないようにプログラミングされているからです。だから、完璧を目指すこと自体ナンセンスなのです。
また、完璧主義な人は、ものごとの受け取り方も大げさです。なぜなら、極端な二元論が根底にあるからです。
- 勝つか負けるか
- 正しいか間違っているか
- 100点か0点か
例えば、あなたがちょっとした批判的な指摘を受けた。そうすると、もう自分のすべてがダメなように考える。いやいや、それはあなたの一部ですよね?全部じゃない。全部であってたまるかっていう話です。
あなたがどうしてもできないこと、あなたがどう転んでも手にできないもの、あなたが逆立ちしても発揮できない才能、そんなものは、あなたを形成するほんの一部分ではないのですか?そんなことに、いちいちうろたえることはありません。そんなことで、死にたくなるほど自分を責めないでください。重大事件みたいに扱う必要なんて、まるでありません。
それよりも、あなただけにしかないものがあります。それを見てください。気づいてください。それは、あなたに発見されるのを今か今かと心待ちにしています。
いずれにしても、あなたは完璧ではありません。いや、完璧である必要はないのです。そのため、もう期待することをやめてください。自分に期待することも、他人に期待することもです。
あなたも、相手も、その人たちも、3次元世界ではミスをするのです。100点のときもあるし、次の瞬間0点のときもあるのです。ホームランを打ったバッターが、次の打席でみっともない見逃し三振をすることもあるようにです。
毎回、何でもかんでも100点を取ろうとしなくてもいいのです。100点を取ろうとするあまり、行動できなくなったり、上げ過ぎたハードルに自信を失くしたり。それは、弊害でしかありません。
だったら、70点ぐらいをたくさん集めてください。100点を3回取るよりも、70点を10回取った方が合計点数は高くなる。毎回100点を取ろうとして疲れ果ててしまうよりも、70点を淡々と続ける。そっちの方が知識も経験値もはるかについているのです。
⑦「正しくしよう」をやめる
あなたは、楽しむことより、正しくあろうとしていませんか?
人生がつまらない人は、自分が正しくあること、成功していることにこだわります。
何よりも正しさ、ルール、約束、常識、倫理…。そんなことを人生の第一主義にしています。もちろん、それらは必要だし大切なことです。しかし、それで人生が楽しめないのであれば、いったい何のためにあるのでしょうか?
例えば、あなたは、正しく生きました。成功しました。しかし、ちっとも楽しくない。そんな人生はウソです。
この世界は、地球体験リゾートです。どれだけ遊んでなんぼの世界です。それなのに、口を真一文字にして、正しさ、正しさ、正しさばっかり。
そもそも、その正しさは正しいのでしょうか?誰が決めたのでしょうか?少なくとも、あなたが決めた正しさではないなら、それを鵜呑みにする必要ってありますか?
では、僕たちはなぜ、正しさに執着するのでしょうか?それは次の3つです。
- 人生は、できるかぎり得をしなければならない
- 人生は、できるかぎり勝たなければならない
- 人生は、できるかぎり独占しなければならない
「そのためには、正しい方法が必要だ…」
この3つが、僕たちを正しさへと仕向ける正体だったのです。そんなことより、どうか、楽しんでください。楽しむために僕たちは生まれてきました。
あなたの人生で何が正しいのかを知っていることよりも、何が楽しいのかを知っている方が圧倒的によくないですか?「格」が違うのです。どうか、あなたの楽しさを人生の最優先にしてください。
そのためには、在り方ごと変えてしまえばいいのです。次の3つです。
- 損してもいい
- 負けてもいい
- 譲ってもいい
もう、損したっていいじゃないですか?もう、負けたっていいじゃないですか?もう、譲ったっていいじゃないですか?その分、人生の楽しさはあなたの手の中です。
⑧「成功=努力と苦しみの結果」の思い込みをやめる
あなたは、成功するためには、努力と苦しみが必要だと思っていませんか?
人生つまらない人は、わざわざ問題を作って、それを乗り越えようとします。なぜなら、「人生とは、障害があってそれを乗り越えることがすばらしい生き方なんだ」という美徳があるからです。
それは、教育の中のあらゆる場面につめこまれています。他にも、映画、ドラマ、本など、世間の風潮がそうなっています。それは、一人では抗えない風の強さ、風の吹き方かもしれません。
だから、社会生活において、問題を乗り越えていない自分に不安になる。いつも問題を探して、それを大きくして、乗り越える姿を夢見る。当然、挫折する方が多くなります。
このように、人生がつまらない人は、「成功=努力と苦しみの結果」という強烈な思い込みを持っています。成功するためには、努力が必要で、苦しまなければ報われない。そんな強迫観念にさらされている。
そうなると、「成功できなかった自分=努力が足りない、怠けていた」という公式をつくってしまうことになる。さらに、自分だけではなく、世の中で成功していない人にこのレッテルを貼りまくっていく。結果的に、自分の成功や幸せよりも、努力すること、苦しむことが人生の目的になってしまいます。
- 人の一生は、努力しなければいけない
- 人の一生は、苦しまなければいけない
この思い込みが、あなたをつまらなくさせるのです。もし、あなたの友人の口癖が、「努力しよう!」「苦しもう!」だとしたら、どうでしょうか?しんどくないですか?
しかも、成功した人が、努力していたのか?苦しんでいたのか?そんなことはありません。努力して、苦しんでも成功できない人はいます。反対に、努力せず、楽をしながら成功する人もいます。
そうであるならば、あなたはいかに努力しているか、いかに苦しんでいるかにこだわらず、いかに人生を楽しんでいるかに最大限こだわってみてはいかがでしょうか?
もし、人生に勝敗があるのなら、「人生は楽しんだ者勝ち」です。
もし、人生に通知表があるのなら、「楽しんだ回数」が評価対象となります。努力することや苦しんだことは、項目にはありません。
⑨「比較→劣っている→嫉妬する」をやめる
あなたは、他人と比較しては、こんな思いになっていませんか?
- うらやましい
- 自分には足りないものばかり
- あの人だけズルい
人生がつまらない人は、他人と比較してばかりです。比較して他人より優位に立つことでしか自分を認められないからです。
あなたに最も影響を与えられるは、あなただけです。あなたのことを評価できるのは、あなたしかいないのです。それなのに、あなたのものさしを簡単に人に手渡してしまう。そして、他人と比較して、自分が劣っていると感じる。その結果、猛烈な嫉妬に襲われる。
嫉妬を繰り返すほど、あなたは、「自分は不完全で無力な存在なんだ」つまり、「ダメ人間」だということを強化します。そして、実際にダメ人間になっていきます。なぜなら、嫉妬することで、自分は自分でいいんだと思える自己肯定感、自分にならできるはずだと思える自己効力感をあなたから奪うことになるからです。
確かに嫉妬しない人間なんていません。そこには、2種類の人生があるだけです。
- 嫉妬に支配される人生
- 嫉妬を力に変える人生
嫉妬がみるみる消える!100%保証のあなたを嫉妬から守る3つの対処法でお話したように、嫉妬したときの3つの対処法があります。
- 嫉妬しているのは、その人のほんの一部にすぎない
- 嫉妬はあなたの「魂の声」!100%成功する証拠
- 嫉妬のしようがない世界に移行する究極の方法「神様プレゼンテーション」
あなたが嫉妬しているのは、相手のほんの一部分にすぎません。相手にも苦悩やコンプレックスがあり、相手が持っていないものをあなたがすでに持っている場合もあるのです。
また、嫉妬は、本当にやりたいことをあなたに教えてくれます。しかも、あなたの「魂の声」なので100%成功します。そうであるなら、嫉妬は忘れて、あなたはそれを実現するためにどうすればいいかを考えればいいのです。
さらに、「神様プレゼンテーション」では、すべてがあなたへのプレゼンに変わります。生き方、考え方、思想、知識、情報、経験談といった精神的なものから、お金、家、車、家電などの物質的なものまで、すべて神様であるあなたへのお知らせ・報告なのです。それは、世界が味方になることを意味します。そこでは、嫉妬の概念そのものが消滅しています。
この3つの対処法を実践すれば、あなたの人生から嫉妬はみるみる消えていきます。100%保証します。嫉妬を力に変える人生にシフトチェンジしたあなたは、望む現実も受け取れるようになります。
⑩自慢することをやめる
あなたは、自慢ばかりしていませんか?
人生がつまらない人は、周りに褒められ、認められることで、自分の存在を確かめようとします。自分を評価することができるのです。それは、次の3つを意味しています。
- 自己顕示欲による自慢をする
- いつも自分が優位な立場でいないと安心できない
- 自分をよく見せようとする
仕事面、経済面、精神面、肉体面のすべてにおいて、自分が人の上に立っていたい。そう思っています。そうすると、いつでも自分をよく見せなければいけない。例えば、SNSなどに見られる「5大見て見て」です。
- 私、こんなお金持ってます
- 私、こんな人とつながりあります
- 私、こんな恋愛(結婚)しています
- 私、こんなスゴい考え方持っています
- 私、人生幸せです
そうすると、自分のプライドを守るために偉ぶったり、虚栄心から見栄をはったりします。
では、なぜ、人は承認欲求を満たそうとするのでしょうか?
それは、たったこれだけ!努力なしで今すぐあなたが影響力を持てる2ステップでお話したように、生存可能性を高めるためです。
本来、動物は個々の能力だけでは生きていくことが難しく、群れをつくることで、個々の能力不足を補い合う必要がありました。それによって、生命の維持と安全に進化するシステムを構築したのです。つまり、この群れ=社会的集団に属していられるかどうかが、生存できる可能性に直結しているというわけです。
そのために、同じ集団の仲間から認められる必要があったのです。周りに承認されることは、社会的集団に属していられる証明になる。すなわち、生存可能性を高めるということです。その結果、現代においても、僕たち人間は承認欲求を求めるというわけです。
このように、承認欲求を求めることは本能に由来するので、ある程度は自然なことです。しかし、それが度を過ぎると、「承認欲求依存症」になってしまいます。
過度に承認欲求を求めることは、「何もしていない自分は、社会から追い出されてしまう」という無力感と恐れを意味していることにもなります。そうであるならば、その価値観を次のように変えてしまえばいい。
「自分は何もできなくても、何もしていなくても充分に価値がある」
それを、潜在意識に繰り返す注ぐことです。具体的には、あなたが自慢したくなったり、よく見せようとしたりしたとき。あるいは、認められないことに不安を感じたときに、言葉にしてつぶやいてください。
そう言うと、「いやいや、それだと何もやらない受け身の人間になるのでは?」と、あなたは思うかもしれません。
しかし、「自分は何もできなくても、何もしていなくても充分に価値がある」と思える信念は、あなたに究極の自己肯定感をもたらし、次々と行動を起こさせるようになります。
⑪未来に対して不安になることをやめる
あなたは、未来に対して不安はありませんか?
人生がつまらない人は、未来に対して極端に不安、心配、恐怖を持っています。
- このまま仕事を続けていていいのだろうか?
- この先、お金がなくなったらどうしよう?
- 将来、病気になったらどうしよう?
- もし、結婚できなかったらどうしよう?
- 老後はどうなるんだろう?
「もし、こうなったらどうしよう…」そんな思いにずっととらわれています。「そのためには、備えが必要だ!あーだ、こーだ…」
よく考えてみてください。あなたは未来に対して不安を持ったことで、何かいいことがありましたか?その不安以上の安心がありましたか?
「こんなことが起こるんじゃないか…ビクビク」→「あ~、起こらなかった。よかった~」これを繰り返すだけ。ビクビクして、でも、起こらずにほっとする。これが人生の醍醐味といえるでしょうか?
もっとひどいことは、「こんなことが起こったときのための備えをしなくては…ビクビク」→「あ~、思った通り起きたよ~。備えをしていてよかった~」何ですか、これ?まったくのトンチンカンです。
確かに、僕たちを取り巻く環境は、未来に対する不安、心配、恐怖を持つように仕向けられています。
- ○○できなければ、××になる
- 将来、××にならないために、○○をしておこう
もう、それは「陰謀」と呼んでもいい。なぜなら、人間は不安、心配、恐怖を解消するためにお金を支払うという行動に出るからです。わざと不安を植えつけて、夜も眠れない状態にする。そして、それを解決する手段を提供する。
例えば、テレビCM。そこでは、将来の備えのためのサービスが踊り、家、車といった理想の暮らしを押しつけられる。それは、そのサービスを受けていない人、その暮らしをしていない人は✕という静かながら強烈な主張がある。そして、人々は分かりやすく不安になる。
僕たちは、未来の不安に対して、あれやこれやと備えるために「今」を生きているわけじゃない。煽られた不安を解消するために、「今」を使うなんていうバカなことをしないでください。
では、未来に対する不安を消す方法は何か。
それは、「今」どうありたいのかを決め、その姿を生きることです。なぜなら、「今」だけが、あなたにとってコントロールできるものだからです。
そう覚悟を決めて、目の前のことに集中することです。目先のことでいい。集中することです。日々の積み重ねでいいのです。
例えば、パラパラ漫画でランダムに抜き取った1ページはよく分からないかもしれません。しかし、その1ページがなければ、パラパラ漫画は成立しません。
あなたは、未来に対して不安になる前に、今日の1コマを書いてください。それが、手ごたえのないものだったとしても、です。なぜなら、あなたの人生をトータルで見たときに、なくてはならない大いなる必要な1ページになるからです。
⑫過去を後悔することをやめる
あなたは、過去を後悔していませんか?
人生がつまらない人は、人生の後悔は消せる!20分で確実に過去の後悔を消す3ステップでお話したように、「今」にエネルギーが集約されていません。「あのとき、こうすればよかった」「あのとき、ああしなければよかった」と、過去にばっかりエネルギーを注いでいます。いわゆるエネルギーの「ダダ漏れ」状態です。
「もう一度、あのときに戻って人生をやり直したい…」
はっきり言います。あなたは、たとえ、あのときに戻っても同じ行動を取ります。なぜなら、今のあなただから、「こうしよう」と思うのであって、当時のあなたには他に選択肢などなかったのです。その瞬間、ベストな選択をしたということです。
それなのに、いつまでも当時の自分を責めている。あのとき、あなたを傷つけた人間を許せずにいる。どうにもならない過去の事実を蒸し返しては、頭の中でグルグルやり直してばかり。しかし、現実は変わらない。
そもそも、あなたが人生の後悔をしているたった一つの原因とは何か?
それは、あなたが「今」に満足して、幸せに生きていないことです。
もし、あなたが「今」に満足し、幸せを感じられているのなら、「あのとき、こうしておけば…」「あのとき、あんなことをしなければ…」と、必要以上に過去に執着するでしょうか?どんな過去の記憶も「それはそれでよかった」と思えるはずです。
だから、よく言われる「あの過去のおかげで、今がある」という言葉は、実は正確ではありません。なぜなら、時間は未来から現在、現在から過去へ流れているからです。つまり、「今」のおかげで、過去がよかったように思えるだけ。「今」の状態で、過去がよかった、悪かったが決まるだけなのです。
つまり、「今」に力があるということ。「今」、あなたが幸せに生きているおかげで、すべての過去の後悔は帳消しになるのです。それは、オセロで白を置くことで、黒がひっくり返っていくようにです。なぜなら、何度も言いますが、時間は、未来から現在、現在から過去へ流れているからです。
だから、「今」を生きてください。「今」が充実するように、「今」が素晴らしいものになるように、「今」に幸せを感じられるように、意識を「今」に持ってきてください。そして、そこにあなたのエネルギーを注ぎ込んでください。
「今」です。僕たちは「今」なんです。どうか、過去の後悔に引きずられないでください。過去なんて、単なる「記憶データ」です。過去の後悔にあなたを明け渡さないでください。過去自体に何の力もありません。
⑬「お金は搾取されるもの」をやめる
あなたは、お金は搾取されるものだと思っていませんか?
人生がつまらない人は、お金を支払うときにこのように思います。
- また、お金が減った
- お金を取られた
ボードゲームの人生ゲームのように、人生のゴール時点でお金をいくら持っているかで人生の幸福度が決まるのなら、あなたはせっせとお金を集めればいいでしょう。
しかしです。僕たちは、お金をどれだけ集めたかではなく、どれだけ自分の求める価値をお金と交換できたかではないでしょうか。
重要なことは、お金の正体を理解することです。
お金は価値と交換する便利な道具にすぎません。具体的には、他人の力を借りる証明書みたいなものです。つまり、お金を支払うということは、あなたは、それだけ他人の力を貸してもらえたということなのです。
例えば、以下のような場合、あなたはお金を取られたのでしょうか?
- スーパーの刺身代480円
- 大阪から東京に行くため新幹線代14,000円
- 遊園地・テーマパーク代7,000円
もし、あなたがその刺身を口にするために、他人の力を使えなかったらどうでしょうか?船を造り、沖に出て、漁をしなければいけません。上手に刺身におろす包丁スキルも必要です。それをやろうとすれば、どのくらいの労力、時間、お金が必要になるでしょうか。480円は取られたのでしょうか?
もし、あなたが2時間30分で東京に行くために、他人の力を使えなかったらどうでしょうか?線路を敷いて、新幹線を造って、運転しなければいけません。それをやろうとすれば、どのくらいの労力、時間、お金が必要になるでしょうか。14,000円は取られたのでしょうか?
もし、あなたが遊園地・テーマパークで遊ぶために、他人の力を使えなかったらどうでしょうか?土地を買い、そこにアトラクションを建造して、パレードの準備をする…どのくらいの労力、時間、お金が必要になるでしょうか。7,000円は取られたのでしょうか?
いかがでしょうか?
お金の正体が、他人の力を借りる道具であるならば、次のように変わります。
- お金が減った→自分の求める価値をお金と交換できた
- お金を取られた→格安で力を貸してもらった
そうすると、他人の力を借りたあなたは、今度は、他人に力を貸す番になります。なぜなら、この世界は「正負の法則」が働いているので、必ずバランスを取るようにできているからです。
つまり、お金を受け取る番なのです。お金を支払うということは、そのことが確約されたということ。だから、お金を気分良く使ってください。
そうすることで、あなたが誰かのために力を貸す状況が創られます。そこで、正々堂々とお金を受け取ってください。そして、また、そのお金で他人の力を借りてください。その循環でしかありません。それによって、お金の支配から解放されていきます。
⑭平日と休日のマンネリ化をやめる
あなたの平日と休日はマンネリ化していませんか?
人生がつまらない人は、365日、代わり映えのない暮らしを続けています。有名な例え話に、「魔の三角地帯」があります。
- 男性:家と職場と飲み屋
- 女性:家と職場とスーパー
もちろん、同じ行動、同じ景色の中に新しい発見をすることもあります。しかし、目に入る情報や実際に体験できる量は少なくなります。前述の「相手を変える方法」のミラーニューロンの視点からいっても、同じ景色の中では、真似してみようと思える素材が枯渇していく。やはり、刺激というのはなくなっていきますよね。
さらに本質的なことをいえば、魔の三角地帯がコンフォートゾーンになってしまっているのです。居心地がいい。そんなふうに潜在意識が判断しているのです。
潜在意識は、この魔の三角地帯で巡回しながら、つまらないと言い続ける人生が、あなたにとっては最善の生き方だと本気で思っています。あなたにとって、あなたが死なないことが幸せだと認定しているからです。
そんなときは、ベイビーステップを採用してみてください。
これは、文字通り赤ちゃんでも乗り越えられる壁を越え続けることです。つまり、簡単でいいので、変化していくことです。じわじわとです。大きく変わろうとした場合、潜在意識が「それは危険だ!やめとこう。さっさといつもの場所へ戻ろう!」と、あなたを元に戻そうとします。だから、潜在意識に分からないように、少しずつ変わっていく。これも一つの方法です。
例えば、運動をしてから仕事に出かけるという毎日にしたい。そのときは、いきなり早朝5時に起きてジムへ行くのではなく、まず、いつもより15分早く目覚まし時計をセットすることです。そして、15分の中で家でもできる簡単な運動を取り入れるのです。いきなり、早朝の5時に起きてジムへ行くとすると、潜在意識に疑われます。まずは、確実にできることを達成していくことです。
⑮自分より「下」の人を探して安心することをやめる
あなたは、気がつけば自分より「下」の人を探してほっとしていませんか?
人生をつまらなくしている人は、先行く人たちを見ると、自分が小さな存在に思えるので見ません。その代わり、自分よりも状況が悪いと思える人たちの情報に食いつきます。
自分より「下」の人たちを探し出しては、「あ~、こんなひどい人もいるんだ。自分はまだ大丈夫」そうやって、自分が成長することではなく、他人を下に見下ろすことで、自分が上に立った気になる。いつまでも、そこから抜け出すことはできません。
あなたは、あなたで幸せであることです。先行く人も関係ありません。あなたより状況が苦しい人も関係ありません。
もっと意識的にあなたの専用世界をいかに素晴らしいものにするかにフォーカスすることです。先行く人や、あなたより状況が苦しい人を知ったところで、本質的にあなたには何の関係もないからです。
人生を面白がれる最高の「名優」へ
このように、あなたが「いらないこと」をやめれば、あなたは面白い人間になれます。愉快な人生、快適な人生に移行できるのです。あなたの人生を覆っていた氷点下の雪が溶け始めるということです。そこには、豊かな大地が一面広がっています。その大地めがけて新しい風が次々に訪れます。新しい発想、新しい気づき、新しい価値観という種を落としていく。今まで見えなかったチャンスの花も咲いているはずです。
そして、あなたが面白くなれば、それに100%応えてくれる世界があるということ。あなたが、面白くなれば、100%面白くしてくれるのが、あなたの人生なのです。そのことに、あなたは確信を持てるようになれます。
その結果、あなたの24時間はポジティブなことを考えている時間が圧倒的に長くなります。そうすれば、ポジティブに満たされたあなたの意識という「内」が、それにふさわしい現実という「外」を創り出すことになります。この世界は、あなたの意識という「内」が、現実という「外」を創造しているからです。
例えば、鍋にジャガイモ、にんじん、たまねぎ、カレーのルーを入れると、何ができるでしょうか?もちろん、カレーですね。まったく、それと同じ感覚です。
- あなたの意識という「内」=鍋の中身
- あなたの現実という「外」=鍋の中身によってできあがる料理
このように、「いらないことをやめた」ポジティブな意識が、次々とあなたの望む現実を創造し始めます。つまり、あなたは、人生という「最高の舞台」で、自由に人生を面白がれる「最高の名優」になれるというわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
多くの人が、この「いらないこと」のせいで苦しんでいます。自らの手で自分をつまらない人間にしてしまっているのです。
あなたは、とりあえず今は、15個のうち1つずつでいいです。とにかく、どれかをやめてみてください。
最後に、15個のやめるべきことと、すぐにできる具体的な方法をまとめておきますね。
- 周りの目を気にするのをやめる→少しずつ、言いたいことは言う
- 他人を変えようとすることをやめる→こうなって欲しいと望む相手の姿に「あなたが」なる
- ネガティブな言葉の使用をやめる→他者を褒める
- できない理由探しをやめる→できる理由を7つ書き出してみる
- 不機嫌な身体状態をやめる→行動が状態をつくる
- 完璧主義をやめる→70点ぐらいをたくさん集める
- 「正しくしよう」をやめる→在り方ごと変えてしまう
- 「成功=努力と苦しみの結果」の思い込みをやめる→人生を楽しむことにこだわる
- 「比較→劣っている→嫉妬する」をやめる→あなたを嫉妬から守る3つの対処法
- 自慢することをやめる→「自分は何もできなくても、何もしていなくても充分に価値がある」という価値観に変える
- 未来に対して不安になることをやめる→「今」どうありたいのかを決め、その姿を生きる
- 過去を後悔することをやめる→「今」に幸せを感じられるように、意識を「今」に持ってくる
- 「お金は搾取されるもの」をやめる→お金の正体=他人の力を借りる証明書だと理解する
- 平日と休日のマンネリ化をやめる→ベイビーステップでじわじわ変わる
- 自分より「下」の人を探して安心することをやめる→あなたの専用世界をいかに素晴らしいものにするかにフォーカスする
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目次
- プロローグ
- 【第1話】
あなたが『実感』していることが、あなたの現実を創造している
(読書時間 約18分) - 【第2話】
人生は映画!なりたい主人公として未来波動で今を生きる
(読書時間 約19分) - 【第3話】
「未来→現在→過去」に時間軸を反転すれば、すべてが『時間の問題』になる
(読書時間 約18分) - 【第4話】
ネガティブな嫌なことが起きても理想の自分でいられる秘訣
(読書時間 約13分) - 【第5話】
心を強くする一番身近な悟り。絶対に不幸になれない秘密
(読書時間 約9分) - エピローグ 完
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