私の自己肯定感が低いのは親のせい？親が嫌いで過去が辛いあなたへ

2021-07-05　 未来波動 引き寄せの法則

「私の自己肯定感が低いのは、親のせいかもしれません」

「正直に言うと、親をずっと好きになれずに、嫌いです」

「過去のあの出来事のせいで、いつも自信が持てないんです」

こういうセリフ、本当によく聞きます。
そして、そういう人たちはいつまでもこれに奔走する。

「過去を癒す」

もちろん、過去を癒すのは大切ですよ。
それは間違いありません。

でも・・・

過去を癒し続けるだけで人生は変わるのでしょうか？
もちろん、変わる人もいるでしょう。

あなたはどうですか？
もしあなたが過去を癒しているのに苦悩が続くなら、一度やり方を変えてもいいかもしれません。

あなたの自己肯定感は、親でも他人のものではありません。

「あなたのもの」です。

あなたが守り、高めればいいのです。

過去を癒すことは本当に効果的なのか？

「自分に自信が持てない」
「失敗するのが怖い」
「他人にどう思われているか不安」

これ、自己肯定感が低い人の特徴です。

じゃあ、なぜ、自己肯定感が低くなってしまったのでしょうか？
それは、幼少のころの環境が大きく影響していると言われています。

そこで、多くの人がやることが、「過去を癒す」・・・

「過去の自分を抱きしめてあげよう」

これ、よく言いますよね。

でも・・・結論から言います。
こればかりを続けても、人生が変わるとは思えないのです。

こう言うと、あなたは反論したくなるかもしれません。
「何を言ってるの？過去を癒すことは大切でしょ！」

もちろん、過去を癒すことの重要性を否定するつもりはありません。
むしろ、『過去記憶の書き換え（改変）』は、一生モノのスキルです。
本当に素晴らしいです。

なぜなら、過去の体験を良い出来事に創り変えることで、『今の波動も変わるから』です。

ただ・・・

過去を癒すことに必死な人で、幸せになっている人っていますか？

辛い過去ばかりをどうこうしている。
いつまでも傷口ばかり“いじくっている”。

そういう人っていませんか？
あなたはどうですか？

それって、本当に人生を変えるのに効果的なのか・・・

過去を癒しているはずなのに、なかなか人生が変わらない。
僕の肌感覚ですが、そういう人ってたくさんいる気がします。

もし、あなたが過去を癒しているはずなのに、思うようにいかないなら、一度、疑ってみる必要もあると思うのです。

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何度も過去を思い出すことは「追体験」している

幼少のころと言えば、やはり一番は親との関係性ですよね。
確かに、どんな親に育てられるかで、自己肯定感は決まると言ってもいい。

• 感情に寄り添ってもらえない
• 痛みに共感してもらえない
• 周りと比べられる
• 失敗したら責められる
• もっとできるはずと期待される

そういった親の元で過ごすと、自尊心は低くなります。
他にも、学校の先生や周囲の大人たちもいるでしょう。

いずれにしても、幼少のころの体験は、心の傷やトラウマ、潜在意識のブロックとなる。
つまり、「過去の体験」がその人の信念や価値観を創り、自己肯定感にも大きな影響をもたらすのですね。

だからこそ、そこにアプローチすることは大切な作業です。

ただ・・・

「過去を浄化しましょう」

そう言って、辛い過去を何度も何度も思い出す。
つまり、意識の焦点をそこにじっと当て続けるわけです。

これってどうなのでしょうか？

脳科学で言うと、脳にとっては、たとえ過去のことであろうと今のこととして認識します。
だから、何度も過去を思い出すことは、「追体験」しているのと一緒なのですね。

脳はそのたびに、その辛い体験に臨場感を持ちます。
そのときの景色をジーッと見ている。
それによって聞こえてくる声、音がある。
そして、そのときの体感がまざまざとよみがえる。

そうすると、どうなるか？

脳は、その臨場感をそのまま物理現象界に投影しようとします。
つまり、辛い過去の体験と同じ波動の出来事を起こして“くれる”のです。

僕たちの波動は心身の状態が大きく影響します。

どういうことか？

例えば、僕は自分自身を簡単にやる気のない状態にできます。

肩を落とし、猫背になり、自分のダメ出しを10分間唱え続けます。
そして、過去の辛い体験をずっと思い出し、そのシーンを見続けます。

そうすると、どんどん気が滅入ってきます。
やがて、精気のない心身の状態になる。

過去の辛い体験ばかりをどうこうするのは、これと似ていませんか？

わざわざ、気が滅入ることをやっているのと同じです。
意識の焦点が辛い過去に日常的にロックオンしている。

そりゃ、波動もズシーンと重くなりますよ。

誤解のないようにもう一度言いますが、過去を癒し浄化することは大切です。

「過去を癒し浄化することは大切！」

だからと言って、そればっかりやっても人生って変わらない。
それが限りなく本音だと思うのです。

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行動できないもっともらしい理由になる

そして、あなたの人生で最も懸念することがこれ。

それは・・・

行動を起こさなくていい「もっともらしい理由」になる。

どういうことか？

• 人生を変えたい
• そのために自分を変える
• そして、行動する

みんな思っている。
あなたもそうですよね？

だけど・・・

「幼少のころの体験」が“足かせ”になっている。
だから、実際に行動を起こすことができない。

その理由は・・・

• だって、親に認めてもらえなかったから
• だって、母親に否定されてきたから
• だって、心の傷が残っているから
• だって、トラウマがあるから
• だって、ブロックを解除できていないから

こう言われると、どうですか？

「そりゃしょうがないよ」
「まずは過去を癒すことが先決だよね」

妙に納得してしまう。
でも、気がつけば、そればっかりやっている。

で・・・肝心の現実は？
何も変わっていない。

これって・・・

『過去を癒すことに奔走することで、人生を変えられないもっともらしい理由にできる』

いつの間にか、過去を癒し続ける行いが「人生を変えなくていい逃げ道」になっている。

そう思いませんか？

これだと「過去を癒す」ことが人生の目的になります。
過去を癒して、人生が終了する。

そんなこと、あなたは望まないですよね。

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自己肯定感が低いことを親のせいにしない

それよりもあなたは・・・

「あなたの人生で何を実現するのか？」
「どんな楽しい体験をするのか？」

そっちの方がよっぽど“メイン”のはずです。

だとしたら、あなたは「過去の延長上」の今を生きる必要はありません。
まったくありません！

それで良いことがあるならいいですが、波動が下がるならやめればいいのです。

適切な表現かどうかは分かりませんが、1つ言えること。

それは・・・

過去のあなたはもう存在しません。
この世にはもういないのです。

そんな実体のない自分にいつまでもこだわっている。
それを執着と言うのです。

はっきり言います・・・

あなたが思い出すたび辛くなる過去なんて、本当はどうでもいいのです。

「そんなことがあったんだ」

一度それに気づけばもう充分です。

だから・・・

「過去にこんなことがあったから・・・」
「過去が癒されていないから・・・」

もしも、あなたがそうやって弱気になるなら、あなた自身にガツンとこう言ってやってください。

『それがどうした！？』

このぐらい強気になることです。

だいたい、幼少のころにダメージを受けていない人の方が少ない。
みんな何かしら不本意で理不尽な目に合っています。

だからと言って、それが人生を変えられない理由にはならない。

自分を好きになれない理由にはならない。
行動を起こせない理由にはならない。

あなたのたった一度の人生を輝けない理由にしてはいけないのです。

僕はそう思います。

「父親がこんな人だったから」
「母親がこういう性格だったから」
「だから、私は自分を好きになれないんです」

「あのとき投げかけられた言葉のせいで、私の自己肯定感は低い」
「いつも周りと比べられてきたから、自信が持てない」
「だから、自分は行動できないんです」
「人生を変えることができないんです」

確かに、そう言いたくなる気持ちはよく分かります。
その痛みも本当に伝わります。

ただ・・・

「これ、いつまでやりますか？」

親のせい、他人のせい、過去のせい・・・
そんな“大義名分”をいつまで掲げ続けますか？

もう、手放すことです。
ラクになっていいのです。

確かに、子どものころは「無防備」でしたよね。
親や周りの大人の言うことをダイレクトに受け入れるしかなかった。

でも、今は違います。

いいですか？

親のせいであなたは変われないわけじゃない。
親のせいで変われない人生を、あなたが『選んでいる』のです。

他人も過去も、あなたには何のネガティブな影響も及ぼしません。
あなたがネガティブな影響を受けることを『選んでいる』のです。

そのことを心から受け入れてください。

別に親のことが嫌いでもいいと思います。

ただ・・・

『自分の自己肯定感が低いことを親のせいにしない』

そう決めることです。

親のせいにし続けても、この先どうにもならないですよね。
あなたの人生が幸せになっていくわけじゃない。

もしかして、あなたの親自身も自己肯定感が低いことに苦しんでいたかもしれません。
そんな親のことを責め続けても、何も良いことはありません。

あなたの自己肯定感は「あなたのもの」です。
あなたの自己肯定感は、あなたが守り、高めていくしかない。

これ以上、辛かった幼少のころの体験を引きずるわけにはいかないのです。

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過去よりも「今この瞬間の波動」がすべて

「親のせいで変われない人生を、自分が選んでいた」
「他人や過去のネガティブな影響を受けることを、自分が選んでいた」

つまり、どんな不本意な人生の展開も、それを最終的に選んでいるのは自分だった・・・

これ、本当に耳に痛い話ですよね。

でも、このことに気づいた人から人生って変わります。
僕もそうでした。

『自分の人生は自分で責任を取る』

この覚悟を持った人は、「自分次第で何とでもなるんだ！」そう思えてきます。

「嫌なことだって、実は自分が選んできた」
「そして、それはその通りになった」
「だったら、良いことだって自分が選べばそうなるんだ！」

つまり、『自分こそが自分の世界の創造者』として生きていけるのです。

そうすると、自信と勇気が湧いてきます。
「楽しんでいいんだ！」行動的になります。
たとえミスしたって、自分次第で何とかできるので、失敗も怖くなくなります。

『自分はここにいるだけで素晴らしい存在なんだ』

あなたの『自己肯定感』は最大に高まるのですね。

このように・・・

あなたは、過去を癒すことだけにこだわらなくていいと思います。
もう充分です。

過去なんて、不確かな記憶のデータなので、相手にしなくていいのです。
それよりも、あなたの未来です。

「あなたの人生で何を実現するのか？」
「どんな楽しい体験をするのか？」

そこにエネルギーを向けてください。
そして、理想の世界に意識の焦点を合わせ続けてください。

なぜなら、すべては『今この瞬間の波動』だからです。

『今、あなたが出している波動』

その波動が次の現実を引き寄せます。

だったら、今、あなたはどんな波動を出していますか？
絶対、そこにこだわった方がいい。

ぜひ、理想の世界で出しているであろう波動を、今ここで先に出してください。
そうすれば、理想の世界が必ずやって来ます。

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最後に

いかがでしたでしょうか？

あなたの人生は、過去を癒すことだけが目的ではありませんよね？

もっともっと楽しむことです。
楽しんでいいんですよ！

見たくない過去の出来事をじっと見て、波動を下げる。
だったら、見なきゃいいのです。

過去なんて極めて曖昧な“勝手な記憶”です。
わざわざそれを確定させる必要なんてない。

まざまざと何度も思い起こして、やる気をなくす。
そして、不安になり、軽い鬱状態になる。

そんな時間ってもったいない。
それよりも、やって来る未来です！

そのためには、『今の波動がすべて』です。

これ以上、辛い過去の中を生きるのはやめましょう。

あなたは絶対に大丈夫です！

今回もご覧いただき、心からありがとうございます。

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